導入背景
現場の負担を軽減するために高速ファイル転送サービスの導入を検討
DIRECT! EXTREMEを導入した経緯を教えてください。
以前、有料のファイル転送サービスを導入していたのですが、同サービスの終了にともない、一時的に無料のファイル転送サービスを利用していました。
しかし、無料のサービスには高速の転送機能はサポートされておらず、送信エラーが発生して送信が中断してしまうこともあったので、そのような状況を改善し、高速かつ安定した転送が可能なDIRECT! EXTREMEを導入することにしました。
調査の全行程終了後、持ち帰るなど測定データをまとめて処理するのではなく、調査したその日のうちにデータを送る必要があるのでしょうか。
調査対象や内容にもよるのですが、調査を開始してから、分析結果を報告するまで場合によっては数か月の期間がかかることもあります。
調査結果に問題がまければ良いのですが、時間が経過すると大きな災害につながりかねない結果が見つかることもあり、できるだけ早く結果を報告しなければなりません。そのためにも、調査データはできるだけ早いタイミングで分析担当者に引き渡す必要があります。
速度と運用負荷以外に、転送サービスを選定する際の要件などはありましたか。
数百GBの大容量のデータ転送をサポートしており、高速に転送できることは当然として、当社の場合、データの送信が発生するタイミングにムラがあるので、頻繁に利用する月もあれば、ほとんど利用しない月もありバラバラです。そのため、定額制ではなく、従量制で利用できるサービスのほうがコストを抑えられると考えました。
そのほか、暗号化など通信に関して適正なセキュリティ対策が施されていることも要件でした。